金正恩が執権してから1年の間、北朝鮮内部の食糧事情は悪化し黄海道(ファンヘド)と江原道(カンウォンド)を中心に餓死者が大幅に増加したと伝えられる。
さらにここ3ヶ月間、北朝鮮が国内外の緊張を高めるために実施した戦闘動員態勢により、住民の生活苦はさらに深刻化していると内部消息筋が伝えた。
咸鏡北道(ハムギョンブクト)の消息筋は9日、デイリーNKとの通話で「最近平壌へ訪問し内閣幹部に会った。昨年、黄海南道(ファンヘナムド)などの前線地帯で餓死者が急増したと聞いた。現在の状況が続く場合、その数は増加し続けると話していた」と伝えた。
ひとつの郡で100人餓死
同消息筋はさらに次のように続けた。