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北朝鮮の金正恩総書記(国務委員長)が19日、平安南道(ピョンアンナムド)成川(ソンチョン)郡の地方工業工場の建設事業を現地指導した。朝鮮中央通信が伝えた。

朝鮮労働党中央委員会の主要幹部らが同行したと同通信は報じた。幹部らの名前は紹介されなかったが、金与正(キム・ヨジョン)党副部長、趙甬元(チョ・ヨンウォン)、李日煥(イ・イルファン)党書記らが同行したことが写真から確認できる。

金正恩氏は、建設現場を見て回り、「今年、すでに20の市・郡は党決定貫徹の確信性のある成果を達成し、全国の同時的、均衡的、飛躍的な発展を遂げようとするわが党の路線と政策の正当性と将来性が現実的に実証されている」と満足したという。

金正恩氏は、「党中央委員会2024年12月総会では朝鮮式社会主義の全面的発展史に特記すべき意義を持つ『地方発展20×10政策』の初年の活動状況を正確に総括し、収めた経験と発展成果を加速的に拡大する活動を責任をもって行うべきだ」と述べた。年末に労働党総会を開く予定だとみられる。

そのうえで、「今や年末まで少ししか残っていない」としながら、「今年に進めてきた20の市・郡の地方工業工場建設事業を完璧に締めくくる上で逃してはならない問題と2025年度の地方建設計画の作成に関して重要な指示を下した」という。