北朝鮮の金正恩総書記は14日、無人航空技術連合体傘下の研究所およびメーカーで生産した各種の自爆攻撃型無人機の性能試験を視察した。朝鮮中央通信が伝えた。
同通信によれば、「地上と海上のさまざまな打撃圏内で利用できるように製作された自爆攻撃型無人機は、敵の任意の目標を精密攻撃する使命を担っている」という。ただ、性能の詳細には触れておらず、公開された写真にもボカシが入れられている。
試験では「設定されたさまざまな打撃圏距離の戦術航路に沿って飛行して標的を精密打撃した」という。
金正恩氏は結果に満足し「一日も早くロット生産システムを構築して本格的な量産に入ることを強調した」という。
また、無人機は「大小の紛争で明白な成果を収めている」としながら、「このような客観的変化は軍事理論と軍事実践、軍事教育の多くの部分を更新すべき必要性を差し迫って提起しており、わが国防科学および教育部門が迅速な行動実践と努力を倍加」するよう指示。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面さらに、「われわれはさまざまな無人機を生産、導入することのできる可能性と潜在力を十分に持っており、現代戦の要求に応じて戦法上側面においても新しくて有望な戦術法を結合、適用する展望を見いだすようになる」との考えを示した。