北朝鮮で第1回全国幹部事業部門活動家会議が行われ、金正恩総書記(国務委員長)が書簡を送った。朝鮮中央通信が伝えた。
幹部事業とは人事を意味し、全国幹部事業部門活動家会議が行われるのは初めて。開催の意図や7日に開催される予定の最高人民会議との関係に注目される。
金正恩氏が送った書簡が伝達された。
会議の報告では、「新時代の5大党建設路線に従って幹部事業の体系と方法を革新するための闘いの中で新しい幹部審議体系、客観的で厳格な幹部審査・承認体系、幹部候補育成体系が確立され、幹部事業の全工程で客観性と公正性、正確性を保証することのできる基盤がもたらされたのは金正恩総書記の非凡な英知と絶え間ない労苦の貴い結実である」と強調した。
一報、「幹部事業部門の活動家の間で旧態依然とした思考観点と活動態度、仕事ぶりによって任された責務を果たせていない一連の欠陥と原因が分析、総括され、これを克服するための対策的問題が提起された」という。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面続いて行われた討論では、「幹部革命の成敗が幹部事業部門の活動家の責任感と役割にかかっているという確たる思想的覚悟に欠けていることから現れた一連の偏向も厳正に分析された」という。
会議では、金正恩氏に送る書簡が採択された。
会議に続いて講習が行われ、「金正恩総書記が幹部事業部門に積み上げた不滅の業績を深く体得し、幹部事業において堅持すべき原則的問題」が取り扱われたという。