北朝鮮の金正恩総書記(国務委員長)が2日、重要工場、企業所を視察した。朝鮮中央通信が伝えた。
金正恩氏は、6月28日から7月1日にかけて開かれた朝鮮労働党中央委員会第8期第10回総会で「今年の上半期の経済状況を昨年同期と比べて見ても、確然たる上昇ぶりを感知することができると思う」としながら、経済面での成果を強調した。
金正恩氏は、「総会拡大会議を終えるその足で国家経済の発展を新たな上昇期へ高調させ、社会主義建設の全般が創造と変革で沸き返るようにするための構想を抱いて党中央指導機関のメンバーと共に重要工場、企業所を訪れた」と同通信は伝えた。
金正恩氏は党中央指導機関のメンバーと国防工業企業所を訪れ、生産工程や革命事績教育室、労働者寮、文化会館、厚生施設を視察した。
金正恩氏は、「われわれの国防工業が到達した近代化の高さは機械工業部門だけでない人民経済の全ての部門が到るべき基準、目標であると述べ、経済部門の全ての工場・企業所の生産工程近代化事業を正確に企画し、指導していくために党中央指導機関のメンバーからまず徹底的に学習し、武装しなければならない」と強調した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面金正恩氏は同日午後と夕に重要機械工場、医療機器生産工場を視察した。