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北朝鮮の平壌で4月30日から5月1日にかけて、「第5回全国分駐所長会議」が行われた。朝鮮中央通信が2日、伝えた。

北朝鮮の分駐所は、日本の警察庁に相当する「社会安全省」の最下部機関であり、派出所に該当する。治安維持が目的だが、実際は反体制的な行為を監視、統制する。

会議には、朝鮮労働党中央委員会の金亨植(キム・ヒョンシク)部長、李太燮(リ・テソプ)社会安全相、社会安全省の沈紅彬(シム・ホンビン)政治局長をはじめて、全国の分駐所長や分駐所に関連する活動家らが出席した。

李太燮氏が会議の報告を行い、「敬愛する金正恩総書記は分駐所の強化はすなわち社会安全機関の強化であると述べ、新たなチュチェ100年代の社会安全部門の初の会議として第4回全国分駐所長会議を開くようにし、安全活動家が社会主義祖国の政治的安全と人民の幸福を防衛するための法的闘争を力強く展開していくよう精力的に導いた」と強調した。

一方、「成果の中からも教訓を汲み取り、表れた欠点を大胆に認めて新しい覚悟と意志で奮発し、また奮闘しなければならないというのがわが党の意であり、革命の差し迫った要求であると述べ、分駐所の活動で必ずしも克服すべき偏向的問題を深刻に総括した」と述べた。

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そのうえで、「社会安全機関が党と革命が一任した重大な使命と任務を果たしていくには、社会安全活動の前哨基地である分駐所の機能と役割を全ての面で高めなければならず、社会安全活動の革命的転換も分駐所の面貌と活動気風、活動方式の改変から起こらなければならない」と強調した。