人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮外務省の外相補佐室は20日、崔善姫(チェ・ソニ)外相の訪ロ結果の詳細を発表し、プーチン大統領が早い時期に訪朝する用意を表面したと明らかにした。北朝鮮側は「朝鮮人民の最も親しい友人を最上最大の誠意をもって迎える準備ができている」と応じたという。朝鮮中央通信が伝えた。

15日から17日までロシアを訪問した崔氏はプーチン氏とラブロフ外相、ノバク副首相らと会談。双方は、「朝鮮半島と北東アジアをはじめ複数の地域および国際問題に対する深みのある戦略的意思疎通を行い、見解の一致を遂げたし、朝露両国の核心利益を守り、自主と正義に基づく多極化した新しい国際秩序を樹立する上で戦略的協力と戦術的協同を一層強化する強い意志を披歴した」という。

また、「自主的な主権国家である朝鮮民主主義人民共和国とロシア連邦の友好・協力関係が国際平和と安全を守り、多極化した世界の建設を促す上で強力な戦略的とりで、牽引(けんいん)機になっていることについて認めたし、朝露両国の関係を戦略的な発展の方向で新たな法律的基礎の上に引き上げ、全方位的に拡大し、発展させるための実践的問題の討議で一致した共感と満足した合意を遂げた」としている。

さらに北朝鮮側は「世界の戦略的安定とバランスを保つ上で強いロシア連邦が受け持っている重大な使命と役割について高く評価」し、ロシア側は「ウクライナでの特殊軍事作戦に関するロシア政府と人民の立場に全的な支持と連帯を送っていることについて深い謝意を表した」という。

双方は「朝鮮半島地域の安全環境、特に朝鮮民主主義人民共和国の主権的権利と安全利益を重大に脅かす米国とその同盟勢力の無責任で不当な挑発的行為が地域と世界の平和と安定に及ぼす否定的影響について深い懸念を表し、国連憲章とその他の国際法の精神に徹底的に立脚して両国の対外政策機関の緊密な協同と共同歩調で地域情勢を調整していくことで合意した」という。