北朝鮮国営の朝鮮中央通信は15日、同国ミサイル総局が極超音速弾頭を装着した中・長距離固体燃料弾道ミサイルの試射を14日午後に行い、成功したと伝えた。
韓国軍合同参謀本部によると、ミサイルは平壌付近から発射され、約1000キロ飛行したという。日本の防衛省は最高高度が少なくとも50キロだったとしている。
同通信によれば「試射は、中・長距離級極超音速機動型操縦戦闘部の滑空および機動飛行の特性と新しく開発された多段大出力固体燃料エンジンの信頼性を実証するのに目的を置いて行われた」という。
北朝鮮は昨11月11日と14日に中距離弾道ミサイル用の新しい固体燃料エンジンの試験を行っている。