北朝鮮の金正恩国務委員長(朝鮮労働党総書記)は16日、シリア「是正運動」の53周年に際して、シリア・アラブ共和国のバッシャール・アサド大統領に祝電を送った。朝鮮中央通信が伝えた。
是正運動とは、1970年11月13日に現在のアサド現大統領の父であるハーフェズ・アサド前大統領が、バース党内で無血クーデターを起こし、政治・経済改革を行った「矯正運動(矯正革命ともいう)」を指す。
金正恩氏は祝電で、「先代領袖たちによって築かれた歴史的な双務友好・協力関係がより強化され、発展するとの確信を表明するとともに、復興建設を推し進め、領土保全を成し遂げるためのシリア政府と人民の努力が立派な実を結ぶようになる」ことを願ったという