北朝鮮国営の朝鮮中央通信は15日、貿易や科学技術協力などに関する会議に参加するロシアの連邦政府代表団が14日に平壌入りしたと伝えた。
団長は、朝露政府間貿易経済および科学技術協力委員会のロシア側委員長であるアレクサンドル・コズロフ天然資源環境相。空港で朝鮮側委員長の尹正浩(ユン・ジョンホ)対外経済相、任天一(イム・チョニル)外務次官らが出迎えた。
同日行われた歓迎宴で尹氏は、「伝統的な朝露善隣協力のきずなをいっそう深め、各分野で双務関係をより活性化して新たな高い段階へ発展させるために、当該部門の緊密な接触と協同を強めていく共和国政府の立場を表明した」という。
またコズロフ氏は「配主義勢力との前哨線で肩を組んで闘っている朝鮮が地域および国際問題でロシアに全面的な支持を送っていることについて強調」するとともに、「ロシアは露朝首脳の対面で遂げられた合意に従って実際の協力を発展させる」と述べたという。