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2020年1月以降、外国人の入国はもちろん、自国民の帰国すら禁じてきた北朝鮮。その門戸が、ついに開かれるのだろうか。

中国の大連微旅国際旅行社は、中国版Twitterのウェイボーの自社のアカウントに先月25日、北朝鮮ツアーのパンフレットを投稿した。

米国の北朝鮮ニュース専門サイトのNKニュースは、同旅行会社の関係者の話として、北朝鮮国境は6月10日に開かれ、再開後初のツアーは6月14日に開催されると伝えた。また入国に際してPCR検査やマスク着用も求められない。

大連など遼寧省各地からバスを使って平壌に向かうものもあれば、丹東から平壌までは1等寝台列車を利用するものもあり、4泊5日で3580元(約7万1000円)だ。行き先は平壌と開城(ケソン)で、妙香山(ミョヒャンサン)も訪れる5月6日のものは4260元(約8万5000円)だ。

北朝鮮ツアーのPRを行う大連微旅国際旅行社の投稿
北朝鮮ツアーのPRを行う大連微旅国際旅行社の投稿

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一方で外国人観光客の受け入れ再開に懐疑的な見方をする関係者もいる。

北朝鮮を専門的に取り扱うヤング・パイオニア・ツアーズのローワン・ビアード氏は、今年中の受け入れ再開は想像し難く、北朝鮮側の関係者も同じように考えていると述べた。

北朝鮮が、国連安全保障理事会の制裁に抵触せず、多額の外貨収入を見込める観光業に期待していることは間違いないようだ。しかし国内の食糧不足が解消しておらず、すべての輸入品を消毒した上で留め置く状況が続いていることを考えると、早期の再開は期待薄だ。

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しかし、いったん再開されれば、大々的な受け入れが始まるだろう。

(参考記事:「アフターコロナの観光業」に賭ける金正恩のささやかな野望

それを見越して、北朝鮮国内では中国語ブームが起きている。今後、市場に対する統制が強化され、今までのように稼ぐのは困難になるかもしれないが、観光業ならばある程度の稼ぎが確保できるだろう。

(参考記事:一生使う機会のない英語より実用的、「中国語ブーム」が吹く北朝鮮