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北朝鮮外務省の金先敬(キム・ソンギョン)国際機構担当次官は19日、同国が発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)をめぐり、国連のアントニオ・グテーレス事務総長を非難する談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

グテーレス事務総長は18日、北朝鮮がICBM「火星17」を発射したことに対し、報道官を通じて「あらゆる挑発的行為の中止を求める」との声明を発表した。

これに対して談話は、「朝鮮半島と地域の緊張緩和に役立つどころか、むしろ火に油を注ぐようなグテレス事務総長の行為を強く糾弾し、全面排撃する」と強調した。

また、「われわれの重なる勧告にもかかわらず、国連事務総長が引き続き米国の対朝鮮敵視行為に便乗する場合、自分の政治的名声に取り返しのつかない致命的な汚点を残すようになるであろう」と忠告した。

そのうえで、「この機会に、私は、朝鮮民主主義人民共和国の合法的な自衛的対応措置を国連安保理の論議のテーブルに上げようとする米国とその追随勢力の不純な試みが感知されていることに対して強い警鐘を打ち鳴らす」と警告した。