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北朝鮮で8月29日、30日の両日にかけて第6回労農赤衛軍指揮メンバー会議が平壌の4・25文化会館で行われた。朝鮮中央通信が伝えた。

労農赤衛軍とは、570万人規模と推定される民間防衛組織であり準軍事組織だ。2010年に「労農赤衛隊」から「労農赤衛軍」に呼称が変わった。呼称の変更については、国防意識を広く高める目的で「軍」の名称に格上げされたという見方もある。

同通信によると、朝鮮労働党中央委員会と朝鮮労働党中央軍事委員会は「党の軍事路線貫徹のための各級党組織と民防衛部門の活動を総括し、変遷する情勢の要求に即して郷土防衛の基本力量である労農赤衛軍の作戦戦闘能力をいっそう高め、全民抗戦の準備を完結するうえで新たな転換をもたらすため」に招集したと伝えた。

金徳訓(キム・ドックン)内閣総理(国務委員会副委員長、労働党政治局常務委員)、趙甬元(チョ・ヨンウォン)労働党中央委員会組織書記、朴正天(パク・チョンチョン)労働党中央委員会書記、趙春龍(チョ・チュンリョン)労働党中央委員会部長、朴寿日(パク・スイル)社会安全相が出席し、労農赤衛軍各級指揮メンバー、社会安全機関の活動家、民防衛保障の活動家らが参加した。

金正恩総書記が会議の参加者に送った書簡が伝達された。

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党中央委員会の強純男(カン・スンナム)部長が報告を行った。報告では、「民防衛部門の活動が党の意図と現在の情勢の要求に追いついていない一連の欠点と原因が分析、総括され、それを克服するための課題と方途が提示された」という。

朴正天氏が「民防衛部門の戦いの準備を完成するための展望計画」を発表し、労農赤衛軍部隊に労働党中央軍事委員会の表彰状が授与された。会議では、金正恩氏に送る誓書が採択された。