北朝鮮の平壌で22日、玄哲海(ヒョン・チョレ)朝鮮人民軍(北朝鮮軍)元帥の出棺式と告別式が行われた。朝鮮中央通信が伝えた。
出棺式は平壌の4・25文化会館で行われ、金正恩総書記が国家葬儀委員会委員長として参列した。朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会の崔龍海(チェ・リョンヘ)、趙甬元(チョ・ヨンウォン)、金徳訓(キム・ドックン)、朴正天(パク・チョンチョン)、李炳哲(リ・ビョンチョル)の各委員と、党中央委員会政治局の委員、委員候補、党中央軍事委員会の委員、国防省の指揮メンバーをはじめとする国家葬儀委員会委員、党中央委員会の活動家、北朝鮮軍将兵、故人の遺族らが参列した。
金正恩氏と労働党中央委員会政治局常務委員会委員ら故玄哲海氏の霊柩を担いで出棺した。北朝鮮軍将兵らが、4・25文化会館の広場に整列し、儀仗兵が霊柩の上に国旗をかぶせた。
告別式は新美里(シンミリ)愛国烈士陵で行われた。金正恩氏は故玄哲海氏の霊柩を迎え、故人の遺骨に土をかぶせた。
金正恩氏は、「老革命家はたとえわれわれのそばを離れるが、玄哲海という名は金正日総書記の尊名とともに永遠に記憶されるであろうし、彼の貴い魂と精神は日ごとに勝利に勝利を重ねるわが党の偉業、偉大なわが国家と共和国武力の目覚ましい強化・発展とともにとわに残っているであろう」と述べた。