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北朝鮮の朝鮮中央通信は15日、2022年度の日本政府の防衛予算案をめぐり、「軍国主義的歩みを促している」と非難する論評を配信した。

防衛省は8月31日、2022年度予算の概算要求を発表。総額は5兆4747億円で過去最大となる見通しだ。

論評はこれに対して、「『専守防衛』のベールを完全に脱ぎ捨て、『自衛隊』武力を攻撃型に転換させて再侵略の野望を必ず実現しようとする危険極まりない武力増強策動の一環である」と主張した。

また、「日本は、先制攻撃能力を備えた空母に軍国主義で武装されたサムライ後えいと最新型戦闘機を乗せて世界に進出し、大陸侵略の砲声をなんとしても鳴らそうとしており、『自衛隊』の武力増強騒動はまさに、再侵略準備策動以外の何物でもない」と強調した。

そのうえで、「もし、日本の為政者らが国際社会の反対と警告にもかかわらず、再侵略野望、海外膨張野望の実現にあくまで執着する場合、日本の未来は必然的に破滅につながることになるであろう」と警告した。