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北朝鮮の朝鮮中央通信は24日、「浮島丸」の爆沈事件をめぐり「日帝が働いた大集団殺人犯罪」と非難する記事を配信した。

旧日本海軍の輸送船「浮島丸」は終戦直後の1945年8月24日、舞鶴湾で爆発・沈没し、549人が犠牲になった。青森県で働いていた朝鮮人労働者ら3735人が乗船。舞鶴港を経て釜山に向かうところだった。沈没の原因について、日本政府は海底の機雷に接触して爆発したためとしているが、生存者や遺族などから日本が意図的に爆発させたとの主張が出ている。

記事は、「事件発生後、日本の反動層が『機雷による沈没事故』と言ったが、それは明白に計画的で意図的なつくり上げによって強行された犯罪的蛮行であった」と述べた。

また、「連合軍の命令で日本の領海で100トン級以上の船舶の航行が中止された当時の環境で4730トン級海軍輸送船の乗船と出港が承認され、難なく成されたということは、計画的な爆沈犯罪事件の性格を実証している」と指摘した。

そのうえで、「『浮島丸』爆沈事件が敗北に対する復しゅう心を持った日帝の計画的な大集団殺人犯罪事件であったことを全世界に告発している」と強調した。