北朝鮮の平壌で「朝鮮職業総同盟第8回大会」が25、26日の両日にかけて行われた。朝鮮中央通信が27日、報じた。
朝鮮職業総同盟は、1945年11月30日に結成された労働者組織である。2016年に第7回大会が行われた。
大会には、各職業同盟組織で選挙された代表者をはじめ、朝鮮労働党、行政、武力機関の活動家がオブザーバーとして出席。党中央委員会政治局常務委員会の李日煥(リ・イルファン)書記や職業同盟中央委員会の執行委員らが、幹部席についた。
金正恩総書記が、大会の参加者に書簡「職業同盟は社会主義建設の新たな高揚期を先頭に立って切り開く前衛部隊になろう」を送った。
金正恩氏は書簡で「朝鮮労働党第8回大会が国の経済を整備・補強して正常な発展軌道に乗せるための新たな段階の目標を示したことに言及し、われわれの前に到来した偉大な転換の時代、新たな大高揚の時代は、創造と建設の主役である労働者階級をはじめとする全ての職業同盟員が時代と革命に対し担っている重大な使命と任務を自覚して立ち上がり、戦闘力を最大限に発揮することを求めている」と強調した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面大会では4つの議案を承認し、職業総同盟の中央委員会選挙が行われた。大会後には、職業同盟中央委員会第8期第1回総会で中央委員会執行委員会が選挙され、パク・インチョル委員長の続投が決まった。