北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は3日、青年同盟大会に関する社説を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
青年団体である金日成・金正日主義青年同盟(大会で「社会主義愛国青年同盟」に改称)は、4月27日から29日にかけて第10回大会を開催した。社説は、大会を終えた同盟員をはじめ、青年層の忠誠心をより高める意図があるようだ。
社説は、青年同盟第10回大会は「金正恩総書記の唯一的指導体系をより徹底的に確立し、わが国の青年運動を新しい段階に発展させる上で主要な分岐点」としながら、「数百万の青年の信念と意志を誇示した忠誠の大会合であった」と述べた。
また、「青年運動を社会主義建設の威力ある推進力に切り替える時、党大会の決定を貫徹するためのこんにちの総進軍はいっそう活力あるものに推し進められる」と主張した。
そのうえで、「金正恩総書記の指導に従って、社会主義愛国青年同盟の旗を誇らしく翻しながら朝鮮革命の新たな高揚期、激変期を切り開くための歴史的進軍で偉勲の創造者、青年英雄になろう」とアピールした。