北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は5日、科学技術の発展が社会主義建設の中核的な課題だとする社説を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
金正恩総書記は今年1月に開催された党第8回大会で、新たな国家経済発展5カ年計画を打ち出した。社説によると、2月に開いた第8期第2回総会では、5カ年計画を遂行するためには、科学技術を発展させるべきと明らかにしたという。
社説は、「科学技術の重要性、科学技術発展の切迫性は、5カ年計画遂行の突破口を必ず開かなければならない今年の闘いにおいていっそう浮き彫りになっており、科学技術部門に対する党と人民の要求と期待は日々いっそう高まっている」と述べた。
そのうえで、「科学者、技術者と活動家は今年を科学で立ち上がる年、科学技術の力で5カ年計画遂行の突破口を開く年につくる上で自分の聖なる責任と本分を全うしていこう」と強調した。