北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は29日、5カ年計画で成果を出すためには党への忠誠心が必要だとする社説を掲載した。
5カ年計画とは、金正恩総書記が今年1月に開かれた朝鮮労働党第8回大会で打ち出した「国家経済発展5カ年計画」を指す。社説は、計画の初年度から「頑強な攻撃戦を繰り広げなければならない」とするなど、成果を挙げることを促している。
また、「今は、言葉やスローガン、誓いではなく、実践が重視される時期である。人民のために何か一つでも実践的な成果、実質的な結実を出す人が真の忠臣、愛国者であり、人民の真の奉仕者である」と主張した。
そのうえで、「みんなが党への限りない忠誠心と人民のために自身をことごとくささげる献身的奉仕精神を身につけて頑強な攻撃闘争で朝鮮労働党の人民愛の崇高な志を実現していこう」と強調した。