韓国の情報機関、国家情報院(国情院)は3日に行われた国会情報委員会による国政監査で、来年1月に予定されている党第8回大会を機に、北朝鮮の金正恩党委員長の軍階級が現在の「共和国元帥」から「大元帥」に格上げされる可能性があるとの見方を示した。祖父の故金日成主席と父の故金正日総書記も大元帥だった。同委員会の与野党幹事が明らかにした。
一方、国情院は金正恩氏の妹・金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長が外交や安全保障だけでなく、国政運営全般に関わっているもようだと説明した。
国情院はまた、2012年には約90キロだった金正恩氏の体重は、現在では140キロ台に達したとの分析も明らかにした。ただ、年齢が若いため、肥満が健康に及ぼす影響は少ないと見られると説明した。
(参考記事:金正恩の「肥満」と「処刑」が同時期に始まった必然)