北朝鮮外務省の報道官(スポークスマン)は4日、ロシアの国民投票で改憲が成立したことについて「ロシア人民の選択を尊重する」と述べた。朝鮮中央通信の質問に答えた。
ロシアで1日に行われた憲法改正を問う国民投票では、78%が賛成票を投じ、これによりプーチン大統領(67)は最長で2036年まで続投することが可能になった。
報道官は「今回の国民投票は、ロシアが国家の自主権と領土保全を守り、政治的安定を強固にし、社会経済の発展を成し遂げる上で重要な意義を持つ」と評価。続けて「われわれは、ロシアとの友好関係を重視しており、ロシア人民がプーチン大統領の指導の下、強いロシアづくりでさらなる成果を収めることを心から願う」と述べた。