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北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は12日、経済的自立を強化しなければならないとする署名入りの論説を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

新型コロナウィルス問題の影響で中朝貿易が停滞するなか、北朝鮮は「正面突破戦」「自力更生」「われわれ式」などのスローガンを用いながら、経済において自主性を確立する必要があることをアピールしている。

社説は、「経済的自立はわれわれの国家経済をいかなる外的要因にも無関係に持続的に、安定的に成長させていくための根本保証である」と述べた。

また、「朝鮮労働党が正面突破戦を決心したのは人民経済の自立性を全面的に強化して人民に世にうらやむことのない生活を一日も早く与えるためである」と主張した。

そのうえで、「われわれが自力更生、自給自足の高貴な財貨をより多く創造していくほど、人民の生活向上においてさらなる前進が遂げられ、資本主義に比べた社会主義の優越性はより高く発揚されるであろう」と強調した。