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北朝鮮外務省の新任対米協商(交渉)局長は30日、米国のポンペオ国務長官を名指しで非難する談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

米朝交渉が停滞するなか、強硬姿勢をちらつかせながら、トランプ米大統領と米国に対して圧力をかける狙いがあると見られる。談話はポンペオ氏を非難する一方、トランプ大統領に対する非難は極力避けている。

談話は、ポンペオ氏が「新型コロナウイルスの拡大防止を論議する7カ国外相テレビ会議後に開いた記者会見で、とてつもなく対朝鮮制裁・圧迫を鼓吹した」と指摘した。

また、トランプ大統領が金正恩党委員長に対して新型コロナウイルス防疫問題に関する親書を送ったことを取り上げながら、「国務長官なる者は世界の面前で自分の大統領がよい協力関係を結ぼうとする国に向かって悪態をつきながら大統領の意思を踏み潰しているのだから、いったい米国の本当の執権者が誰なのかまぎれるほどである」と述べた。

つづけて、「米大統領が自分に有利な時間と環境を得るために誘引策として掲げた対話看板は、国務長官の妄言によってひどく毀損された」と強調した。

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そのうえで、「米国が長期間、わが人民に被らせた苦痛をそのまま恐怖と不安で返してやるためのわれわれの責任ある計画事業にさらなる熱意を持つようになった」としながら「手出しすれば、怪我する」と威嚇した。