北朝鮮国営の朝鮮中央通信は14日、日本政府が海上自衛隊を中東へ派遣したことに対して、「日ごとに露骨になる軍国主義狂信者の海外膨張野望実現策動の集中的な発露」と非難する論評を配信した。
河野太郎防衛相は10日、自衛隊に中東への派遣命令を出し、11日に哨戒機2機が出発した。護衛艦1隻も2月2日に出港し、下旬から活動を始める予定。
論評はこうした動きに対して、「日本は敗北以降こんにちまで、「平和」の看板を掲げて再侵略のための軍事大国化へ疾走し、『自衛隊』の軍事的海外進出を正当化している」と指摘した。
(参考記事:日本の「軍事大国化」に震える韓国と北朝鮮)
また、「列島の地境を超えて世界の任意の所で軍事作戦の遂行を容易にし、『自衛隊』の実戦化、現代化を最終的に完成して再侵略の野望をなんとしても実現してみようとする日本反動層の腹黒い下心は絶対に隠せない」と強調した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面そのうえで、「戦争国家、侵略国家完成への日本の針路は必ず、島国の終焉(しゅうえん)という結果だけを早めることになるであろう」と述べた。