北朝鮮の金正恩党委員長が12日、中東のオマーン国のカブース・ビン・サイード前国王が死去したことを受け、ハイサム・ビン・ターリク・アール・サイード新国王に弔電を送った。朝鮮中央通信が13日付で伝えた。
カブース氏は1970年7月23日に即位して以来、半世紀近く国家元首の座にあったが今月10日に死去。11日に、カブース氏のいとこにあたるハイサム氏が新国王に即位した。
金正恩氏は弔電で「カブース・ビン・サイド国王陛下が病気で逝去したという悲報に接して、朝鮮民主主義人民共和国の政府と人民の名であなたとオマーン・スルタン国の人民に深甚なる哀悼の意を表します」と述べた。