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北朝鮮の朝鮮労働党中央委員会第7期第5回総会の第3日会議が30日に行われ、金正恩党委員長は初日から計7時間にわたった報告を終えた。報告は「党中央委員会の活動状況と国家建設、経済発展、武力建設に関する総合的な」内容だという。朝鮮中央通信が伝えた。

金正恩氏は、「革命の最後の勝利のために、偉大なわが人民が豊かに暮らすようにするために朝鮮労働党はまたもや苦難で長きにわたる闘いを決心した」と述べ、「社会主義強国建設の抱負と理想を実現するための勝利の進撃路を力強く開いていくことをアピールしながら報告を終えた」という。

北朝鮮は、非核化などを巡る米国との対話で一方的に今年末までを期限に設定。米国側が譲歩を示さなければ、大陸間弾道ミサイルの発射や核実験を停止してきた「重大措置」を見直すこともあり得るとしてきた。金正恩氏が「苦難で長きにわたる闘いを決心した」と述べたことは、米国からの譲歩がなく、再び強硬路線に戻ることを示した可能性がある。

同通信は、会議では「当該議案の決定書草案と次の議案として討議することになる重要文書に対する研究に入った」としており、31日も続行すると見られる。