北朝鮮国営の朝鮮中央通信は2日、金正恩党委員長が平南(ピョンナム)機械総合工場を視察したと伝えた。視察の日時は明らかにされていない。
金正恩氏は工場で「生産工程の全般を完全にオートメ化、ストリームライン化することで、製品の加工と組立速度を高め、機械製品を量産できるようにすべきだ」と指示。
また「平南機械総合工場は人民経済の発展においてたいへん重要な分を受け持った工場だ」としながら、「朝鮮労働党の政策的要求に合わせて生産工程の近代化をより高い水準で進めることによって、新世紀の機械工業のモデル工場に整えるべきだ」と強調した。
視察には趙甬元(チョ・ヨンウォン)、弘永七(ホン・ヨンチル)、劉進(ユ・ジン)、キム・ヨンス、玄松月(ヒョン・ソンウォル)、キム・チャンソン、馬園春(マ・ウォンチュン)の各氏をはじめ、党中央委員会と国務委員会の幹部が同行した。