北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は6日、科学技術重視を強調する社説を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
北朝鮮は近年、弾道ミサイルや誘導兵器の開発で成果を収めるなど、軍事主導で科学技術の向上に力を入れている。兵器開発の成功からは、金正恩党委員長がかねて強調していたコンピュータ数値制御(CNC)工作機械の開発でも一定の成果があったことが垣間見える。
(参考記事:北朝鮮が最新生産システムの核開発導入を示唆。日本の外事警察はマツタケよりこっちを調べた方がいいんじゃないのか!?)社説は「科学技術が発展すれば、強国の尊厳と地位をとどろかすようになるが、科学技術で立ち後れれば経済的に隷属し、国が滅びるようになるのが厳然たる現実である」と指摘。各分野で「堅忍不抜の意志と革命的情熱を発揮して科学技術分野で飛躍的な成果を多発的に、連発的に収めていかなければならない」と強調した。