北朝鮮の金正恩党委員長は4日、咸鏡南道(ハムギョンナムド)の金野(クミャ)郡にある金野江第2号発電所を視察した。朝鮮中央通信が伝えた。
金正恩氏は「金野郡で、地元の特性に即して中小型水力発電所を建設して電力問題を解決すべきだという党政策を敏感に受け入れ、自力で発電所を建設し、電気生産を正常化するために準備をしているのは評価すべき成果である」として満足を表した。
その一方、「各市・郡では中小型発電所の建設を、当該地域の水力資源を正確に調査し、電力生産量を科学的に分析することなく進めたので、おびただしい建設資材をつぎ込んで発電所を建設しながら、水が足りず電力生産を能力通りにできていない」とする批判も口にした。
視察には金平海(キム・ピョンヘ)、呉秀容(オ・スヨン)、趙甬元(チョ・ヨンウォン)、金勇帥(キム・ヨンス)、李英植(リ・ヨンシク)の各氏をはじめ朝鮮労働党中央委員会の幹部がら同行した。