北朝鮮と韓国の南北交流団体が3、4の両日、今年の南北首脳会談で発表された「板門店(パンムンジョム)宣言」と「9月平壌共同宣言」の履行のための金剛山共同行事を行った。朝鮮中央通信が伝えた。
行事には、北朝鮮側から民族和解協議会会長の金永大(キム・ヨンデ)朝鮮社会民主党委員長らが、韓国側から民族和解協力汎国民協議会の金弘傑(キム・ホンゴル)代表常任議長と各界の団体代表が参加した。
金弘傑氏は、北朝鮮側や日本の民間団体と協力しながら、植民地時代に徴用などで日本へ渡った朝鮮半島出身者の遺骨の発掘・返還のための運動を推進している。
(参考記事:日本と南北で遺骨送還の組織を…民間レベルで立ち上げ表明)行事では、共同決意分が採択されたという。