北朝鮮の内閣などの機関紙・民主朝鮮は30日、日本が欧州連合(EU)とともに国連総会への北朝鮮人権決議案の提出を準備しているのは「看過できない不純な目的」によるものだとする論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
(参考記事:北朝鮮女性、性的被害の生々しい証言「ひと月に5~6回も襲われた」)論評は、「日本の反動層は、朝鮮の『人権問題』にしつこく食い下がることによって朝鮮半島の情勢緩和の過程にブレーキをかけ、朝鮮に対する国際的イメージをダウンさせて軍国主義海外侵略野望の実現に有利な条件を整えようと謀っている」と主張。
続けて「日本の反動層は、過去清算なしの日本の未来はないということを銘記して、悪巧みをしながら国際社会を愚弄するたわいない行為を直ちに中止しなければならない」などと述べた。