北朝鮮の対韓国宣伝団体である朝鮮平和擁護全国民族委員会のスポークスマンは28日、米国が「核戦争の威嚇と恐喝を加えている」と非難する談話を発表した。
談話は、在韓米軍が1958年1月に、核弾頭を装着できる地対地ミサイル「オネスト・ジョン」を配備した時から「朝鮮半島は米国の核火薬庫、核戦争の発祥地に転落し、朝鮮民族は暴悪の核を振り回す米国によって恒常的な核戦争の危険にさらされるようになった」と指摘した。
また、南北対話が進んでいる状況でも、米国は「膨大な核戦争手段を南朝鮮とその周辺に送り込んでわが民族に絶えず核戦争の威嚇と恐喝を加えている」と非難した。