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北朝鮮は、世界で唯一の税金制度のない国であると謳っている。

故金日成主席は1974年2月、朝鮮労働党中央委員会第5期第8次全員会議において、古い社会の遺物である税金制度を完全になくすことについて討議、決定することを指示した。それを受けて最高人民会議は同年3月、「税金制度を完全になくすことについて」との法令を発表し、4月1日に世界初の税金のない国になったことを宣言した。この日は「税金制度廃止の日」に定められている。

北朝鮮のプロパガンダサイト「ウリミンジョクキリ(わが民族同士)」は、「税金という言葉すら知らないわが国の人民の暮らしが楽園だとすれば、税金に抑えつけられ、一生を税金で苦しみ死んでいく南朝鮮(韓国)人民の生活は地獄だ」と主張している。

しかし、現実は全く違う。