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マレーシアで起きた金正男(キム・ジョンナム)氏殺害事件の情報が国内に拡散するのを防ぐために、北朝鮮の国家保衛省(秘密警察)は、中国キャリアの携帯電話を使った中国、韓国との通話に対する監視を強化している。

しかし、「上に政策あれば、下に対策あり」のお国柄だけあって、北朝鮮の密輸業者は、あの手この手で当局の監視から逃れようとしている。

そこで最近人気なのは、韓国製のスマートフォンだ。咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋がその理由を伝えてきた。