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アラブおよび中東地域の責任者だったイ・ダンウは80年代半ば、エジプトで麻薬密売を行って現行犯逮捕され、死刑を宣告された。
彼らは、リビアで購入した麻薬を持ってエジプトに入国したが、事前にリビア側から通報を受けたエジプト秘密警察によって全員が逮捕され、裁判を受けて死刑を宣告された。
当時、国防次官を団長とするエジプト軍事代表団が平壌訪問中だったため、許錟・前外相が代表団団長にかけあって、イ・ダンウのグループは死刑を免れた。

「忠誠の外貨稼ぎ運動」の指揮官は現外相

報告書によれば、こうした秘密資金づくりは「忠誠の外貨稼ぎ運動」と呼ばれ、1970年代はじめに金正日が提唱して始まった。

当初は金日成側近の許錟(ホ・ダム)外相が総責任者だったが、金正日への権力移行が進んだ80年代後半になり、駐スイス大使の李徹(リ・チョル)が引き継いでいた。

李徹は本名を李洙墉(リ・スヨン)といい、2010年にスイス大使を離任して帰国した後、2014年3月には外相に就任している。

報告書によると、李徹は前述した麻薬取引などに替えて、新たなビジネスを編み出したという。

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