13日に銃撃を受けながら板門店で脱北し、韓国に亡命した兵士の栄養状態の悪さが注目されている。
北朝鮮の食糧事情はかなり好転していると伝えられているが、その例外と言えるのが朝鮮人民軍(北朝鮮軍)だ。配給システムが崩壊し、横流しが横行しているため、末端の兵士は常に飢えに苦しんでいる。
性的虐待も
そのため中朝国境地帯の中国側では、北朝鮮の兵士による窃盗、強盗が相次いでいる。兵士たちはろくに食糧の供給を受けられず、空腹に耐えかねて国境を越えるのだ。中国当局は警備を強化しているが、犯罪の発生を防ぎきれずにいる。
(参考記事:自分の手術部位を「かきむしって自殺」した北朝鮮軍将校)燃料についても、食糧と同じような状況だ。