刑務所を孤児院に改造した金正恩体制の「悪趣味な目的」

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北朝鮮当局が、中朝国境近くの教化所(刑務所)を閉鎖し、コチェビ(ストリート・チルドレン)の収容施設(孤児院)に改造していたことが明らかになった。

金正恩党委員長は孤児院の整備に熱心な姿勢をアピールしているが、その運営実態には様々な問題があることが、北朝鮮内部からの情報で明らかになっている。

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この教化所は、平安北道(ピョンアンブクト)の東林(トンリム)にある「2号教化所」だ。米国の人権団体「北朝鮮人権委員会」(HRNK)が先月発表した、北朝鮮国内の教化所についての報告書でも触れられているが、元収監者の証言が得られていないこともあり、その実態は不明なままだ。