北朝鮮は1971年から6カ年計画をスタートさせ、産業振興、輸出増大のために外国からの輸入を増やしたが、目論見どおりに行かずに1976年にはデフォルト(債務不履行)状態に陥ってしまった。その当時の負債は、未だもって返済されていない。
北朝鮮は1974年にスウェーデンからボルボ社製の4ドアセダンの144を1000台を7340万ドル(約20億円)で購入した。しかし、一銭も返済されないうちに、利子が膨らみ2016年12月現在では3億3000万ドル(約375億円)に達している。この時に輸入された車は現在、北朝鮮の地方都市でタクシーとして利用されている。