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韓国政府筋によると、2人は仕事をして子どもも連れてくるつもりだったが、生活苦にあえいだ末に、北朝鮮の工作員の懐柔工作に騙されたようだと語った。二人は北朝鮮の国家保衛省(秘密警察)関係者と連絡を取り合っていたという。

一方で、2人は銀行や知人から1億2000万ウォン(約1213万円)の現金を借り、北朝鮮に持ち帰っている。また、様々な画像、文書が入った携帯電話も持ち帰ったことから、テレビ朝鮮は、2人が国家保衛省の指示に基づき、緻密な計画を立てた上で北朝鮮に戻った可能性が高いと報じている。

この報道について韓国統一省のペク・テヒョン報道官は、二人が10月中旬に中国に出国して以降に連絡が途絶えたため、関係当局が調査を行っていると述べた。