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かつて、国営工場などでは、8.3党員という行為が横行していた。これは、工場に所属する党員が外貨稼ぎ会社で働くため、工場の党委員長にワイロを渡し、党生活を免除してもらう行為を意味する。

党生活とは、出勤して労働新聞を読む会に出席し、最高指導者の肖像画を磨き、週数回の政治講演会、土曜日に丸一日行われる政治学習などに参加し、毎日の生活総和(総括)を行なう朝鮮労働党員としての生活を指す。また、収入の2%を党費として収める。

党員は、国営工場に勤めていてもほとんど給料がもらえないため、外貨稼ぎ会社に就職しようとするが、そうするには悠長な党生活などしていられないというわけだ。