北朝鮮軍兵士が中国に侵入、その目的は?

咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋によると、9月初め、会寧(フェリョン)市の南門洞(ナムムンドン)と水北洞(スブクトン)に住む住民2人が、韓国に住む家族と通話するため、携帯電話を持って山に登った。

通話を終えて山を降りてきたところを保衛員に囲まれ、逮捕された。保衛員は、電波探知器で場所を特定した上で、物陰で待ち伏せしていた。2人は取り調べで、通話の録音データを突きつけられ、「南朝鮮(韓国)の国家情報院(情報機関)と内通していたのではないか」と厳しく追及されたという。

このケースでは、話していた内容が生活に関することで、国や体制への不満、秘密の漏洩がなかったため、重罰にはならないだろうと情報筋は見ている。また、拷問や厳しい追及で容疑者に恐怖心を植え付けた上で、カネを巻き上げる行為が多発していることを考えると、最初からカネ目当てだった可能性もある。