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「核実験」だと判断した根拠のひとつとして、情報筋は時間的なタイミングを挙げた。「翌日は日曜日で、朝からテレビの放送をする日だから」だという。実験を終え、その結果を報道し、プロパガンダを行なうまでの時間を計算するとちょうどいい時間だったというわけだ。

しかし、核実験を行ったのに政府は何ら発表を行わないので、情報筋は「実験は失敗したものと思っている」と述べている。このような噂が吉州と清津(チョンジン)を中心に広がっている。

当局の極端な秘密主義と、外部情報の流入の少なさのせいで、北朝鮮ではこういった間違った噂がよく流れる。

(参考記事:「中国軍が攻めてくるらしい」北朝鮮国民を包む不安