世界の善意を「核の悪意」で踏みにじる金正恩氏

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その代表例が平壌市内の高層マンション街だ。金正恩氏は、2015年には「未来科学者通り」、今年には「黎明(リョミョン)通り」という高層マンション街を完成させたが、いずれも今の北朝鮮の経済事情からすれば分不相応な大型ハコモノ事業だ。それだけでなく、完成した高層マンション群は見かけは立派だが、電力不足でエレベーターが満足に稼働せず、トイレ事情も最悪というほど、中身が伴っていない。

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労働者を虐殺

金正恩氏の歪な経済政策から取り残され厳しい環境に置かれているのが、乳幼児などの脆弱階層なのだ。