世界の善意を「核の悪意」で踏みにじる金正恩氏

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核・ミサイル問題をめぐり米国や国連を非難しているにもかかわらず、国連に支援を求める北朝鮮のこうした姿勢に対して、韓国の大手紙・朝鮮日報は「物乞い外交」と非難した。

支援を要請しているということは、北朝鮮がいまだに慢性的な経済難から抜け出せていないことを認めたことになる。北朝鮮への人道支援が、1990年代の未曾有の大飢饉「苦難の行軍」から20年以上続いていることからもそれは明らかだ。

それでも金正恩党委員長は、地道に国民経済を発展させることよりも派手な見かけ重視の経済成果を最優先する。