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人道支援に関しては、支援物資が本当に必要とされる人の元に届かないという懸念もある。北朝鮮当局が物資を没収し市場に横流しすることもあり、断腸の思いで人道支援に異を唱える脱北者もいる。

(参考記事:「私の故郷に人道支援をしないで欲しい」ある脱北者の血のにじむ手記

それでも国連の各機関は、北朝鮮の乳幼児など脆弱階層に対する支援事業を根気よく行っている。ユニセフの発表によると、北朝鮮では約495万人の乳幼児が人道支援が必要な状態に置かれているという。こうしたことから、2017年上半期に、児童170万人にビタミンA、虫下し、栄養粉を支給し、4万人の重度の栄養失調の子供と急性栄養失調の子供に対して治療を行っている。