「われわれの最終目標は米国と実際の力のバランスを取って米国執権者の口からむやみにわが国家に対する軍事的選択だの、何のというたわごとが出ないようにすることだ」(16日付労働新聞より)
金正恩氏自らが「最終目標」として「米国と力のバランスを取る」と明言したのだ。
金正恩氏は7月4日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」型の発射実験を現地指導した際、「米帝との長きにわたる対決がとうとう最後の界線に入った」と述べていた。北朝鮮メディアは連日のように「奇襲発射でアメリカ帝国を火の海に作れるということをはっきりと示した」「取るに足りない日本列島の4島をチュチェの核爆弾で海の中に押し込むべきだ」など、過激な言葉で威嚇している。