金正恩氏がつい漏らした米韓「斬首作戦」への恐怖心

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北朝鮮は現在ほどではないにせよ、すでに核武装した状態にあった。武力衝突が起こり、北から核攻撃を受けていたとしたら、韓国は計り知れないダメージを追ったはずだ。通常戦力に劣り、核戦力が未整備だった北側が先に折れてくれたから良いものの、韓国としても薄氷を踏む勝利だったわけだ。

この経験の中で、米韓軍が到達したのが、金正恩氏ら指導部の素早い除去――すなわち斬首作戦だったのである。

そして金正恩氏は翌2016年3月、多連装ロケットの試験射撃を現地指導した際、次のように述べた。