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この事件を受け、道保衛局の要員20人余りが同委員長のマンションで家宅捜索を行い、覚せい剤15キロ、現金30万ドルと20万人民元を現場で押収した。地元の情報筋は、事件の内幕を次のように伝えている。

「委員長の夫のK氏は、貿易会社のメボン会社に努めていた頃から、覚せい剤の密売に手を出していた。会社がなくなってからは、専属運転手だったL氏を運び屋、娘のK氏を会計担当にして、茂山(ムサン)、会寧、穏城(オンソン)など、国境地域の密輸業者に覚せい剤を卸すビジネスに乗り出した。 ところが、L氏が品物をくすねたといってトラブルが生じた。L氏は、清津(チョンジン)にある道保衛局を尋ねて、委員長の家族の覚せい剤取引の事実を語った。清津まで行ったのは、地元の保衛部は委員長とツーカーなので、チクったら命はないということがわかっていたからだろう」