その一方、経済的に余裕のある家庭の子は、教師に2万北朝鮮ウォン(約260円、コメ3.5キロ分に相当)のワイロを払って、堂々とサボっているという。
情報筋によると、生徒たちが線路や道路などの都市美化作業に動員されたり、物品の供出を強いられたりする事例は今までもよくあったが、学校の増築工事に動員された例は思い当たらないという。その理由は明らかになっていない。
生徒たちを建設工事に動員することは、北朝鮮も批准している児童の権利に関する条約の6条(生命権)と29条(教育権)に違反している可能性がある。